校庭の桜の木をベンチに　3

４年生大学への移行にともなって、歴史ある短大が閉校しました。新たな校舎の建設にともなって、敷地の桜が一部伐採されることに。今度は文京区のサクラです。。さて、東京育ちの桜の性格はどうでしょうか。前回同様、伐採から製作まで、乾燥に２年かけたのんびりした仕事。

一気に作ることはせず、寸法に余裕を持った状態で木採りし、室内で２ヶ月ほど乾燥させます。それから仕上り寸法まで、再木採りしました。材種ははっきりしませんが、ソメイヨシノでしょうか？


新校舎の記念ホール前に設置されました。

７年目のメンテナンス

以前製作した桜のベンチの再塗装です。ガラス張りのモダンな校舎で、午前中は直射日光をもろに受けてしまう場所においてあるので、木の色がかなり抜けてしまっていました。


工房へ持ち帰って再塗装しました。公共スペースということもあり、最初の塗装はウレタン系にしていたのですが、今後のことも考え、現地での再塗装もできるオイル系の塗料に変更しました。